ハイヤーセルフ(高次元自己)からのメッセージ<後編>

皆さん、こんにちは。
今回も、ハイヤーセルフのスペシャリスト、ジュイレラ砂月さんをお呼びしています。
砂月さんよろしくお願いします。



お願いいたします。



前回、私のハイヤーさんをお呼びして、「ハイヤーセルフというのはどういうものか」ということを、少し実演を交えて語っていただきました。
今回は、砂月さん自身が、高次元の存在やハイヤーセルフにつながっておられるんですが、そのつながり方を語っていただきたいと思っています。
具体的に、その存在が見えたり語ったりというところに至るまで、いったいどういうことがあって、そういうつながりができたのでしょうか。
そのことは、おそらく多くの方が「是非、私もそうなりたい」と思って、知りたがっておられると思うんですよね。
そこで、そういう方々に少しでも、何かヒントになるようなお話を今日はしていけたらと思います。
●最初は全く見えなかった



ということで砂月さん、早速ですけれども、最初は全く見えないところから始まったんですよね。



そうですね。
全く見えなかったですね。



普通の、ごく一般の人と同じ状態だったんですね。
それから今に至るまで、どういう経緯があったんでしょうか?



前にもお話ししたかもしれませんが、今から大体10年くらい前に、くも膜下出血と脳梗塞を併発しまして、1ヶ月間ぐらい意識不明だったんですよ。植物状態に近かったんですね。
その時の臨死体験をもとに、そこからすごく宇宙などに興味を持つようになって、「そういう目に見えないものとコンタクトを取って、話がしたい」という気持ちが強くなったんですね。
それがきっかけで、「じゃあ、どうやってコンタクトするんだろう?」というのが始まりです。



くも膜下出血で臨死体験をするのは再現性がほぼないので、そこは何とも言えないんですけれども・・・。
ご自身でまず少し、あの世を垣間見るような体験をされたということですね。



そうですね。
それまではどちらかというと、スピリチュアルや占いなどは、全く信じないというタイプだったんですね。
だから興味を持ったきっかけが、ただ単に臨死体験だったというだけです。



入り口が、極めてリアリストに近いところから入っていったので、かえってたぶんそういう先入観がなく、ご自身のものが作り上げられたんでしょうね。
●高次元とつながるために、いろんな事にチャレンジした



そうですね。
それから興味を持って、最初は書籍を読みました。高次元とか、第三の目を開くとか、松果体とか・・・たくさんありますよね。
それらの本の中に、ピップエレキバンを眉間に貼るといいと書かれていて、第三の目が覚醒して高次元の存在と喋れるというので、試していたんですよ。
24時間、眉間にピップエレキバンを貼って、友達も一緒に道を歩いてくれないくらいだったんですね。
それで1ヶ月経ったら、本当にすごいリアルな第三の目のような大きなおできができただけだったんですね。
何も見えなかったですね。



しかしそうやって、自身で探求するということを突き詰めていかれたんですね。成果が出なくとも。
おそらく他の人と少し違うところは、「臨死体験がベースになっていて、あちらの世界を垣間見た」というところが大きいんじゃないかと思っているんですよ。
そういう世界があるということを、少しでもご自身の体験として感じられていたから、そちらの方に行って見たいという気持ちが強かったのかなと思いました。



そうですね。
見てみたいという気持ちが、本当にそれだけ強くて・・・。
でも最初の1年間ぐらいは、滝行に行こうが、瞑想をしようが、本当にいろんなありとあらゆることをやっても、何もわからないみたいな状態でしたね。



今少し思ったんですが・・・。
そこはブッダが悟りを開く時の境地というか、経緯に何かよく似ていますよね。いろんな苦行や荒行をやっても、全然自分の思うところにいかないみたいな。
それで、そうしたいろんな「あがき」みたいなものがあって、スコンと抜けたんですね。その途中の、ようやく今にたどり着いたきっかけは何だったんですか?
●最初の出来事は目の前に火花が飛んだこと



いや、それがもう本当に悔しかったんですけれども・・・。
家でヨガをした後に、シャバーサナ(ヨガの屍のポーズ)で、「ああつながりたいな。気持ちいいかなー」と思っている時に、パチッと火花が飛んだんですよ。目の前でパチッと。
その時に思ったんですよね。「あ、これいけるわ!」と。それが最初のスコンと抜けた出来事です。
でも、そのパチッだけでした。



あちらの方々は、少しずつサインを出してきましたね。
最初そのパチッから始まって、少しこれからやってみようとしていたら、ちゃんと気づいて受け止められたんですね。



そうなんですよ。
それで、「もしかしたらヨガをやった後にシャバーサナでつながったから、その状態だったらつながるのかも」と思ったんですよ。
それから、私は結構しつこい方なので、それを1日5時間ずつぐらいし始めたんですよ。



5時間ですか?



毎日5時間。



すごいですね。



そこら辺がもう本当に、何と言ったらいいんでしょうね。
少しはまると、ずっと同じことを繰り返す性質があるんです。
それでやっているうちに、1日目はパチパチパチぐらいしか見えなかったんですよ。
でも2日目になったら、仲間を連れてきたみたいな感じで、2つ見え始めたような感じだったんです。
そして、「いや、今度はもっと明確に教えてください」と、ずっとずっとずっとずっと・・・・・もうその5時間の間ずっと、語りかけていたんですよね。
「見せてください。聞かせてください・・・・」
●とうとう声が聞こえる



そこから3か月後ぐらいに、声が聞こえたんですよ。



最初の第一声は、どんな感じの声で語りかけてこられたんですか?



優しく冷静な声で、「あなたいつも同じ質問してくるわね」という声が聞こえました。(笑)



かなり、何か普通の会話ですね。面白いですね。
「あれ?」と思いませんでしたか?



「やった!」と思いました。
「やった!やっと聞こえた!」みたいな感じでした。テレパシーみたいな感じで聞こえるんですけれども。
「やっと声を出してくれましたね」と言ったら、もう本当に、そこから雪崩のようにずっと会話のキャッチボールが続いたんですよ。



何か扉を開いたみたいな感じですよね。スイッチが入ったという言い方もするかもしれませんが。
その回路が開いて、まず会話から始まって、その後今度は姿が見え出したということでしょうか?



「どんな姿をしているんですか?」
「名前は何ですか?」
みたいなことを、結構聞きましたね。
その時は、少し人間ではないような生活をしていたので、本当に1日20時間ぐらい、ずっと喋っていたんじゃないですかね。



「ええ!?」
●ハイヤーセルフから人間らしい生活をするように諭される



そんな生活が毎日続きすぎて、ある時「あなたはちゃんと人間なんだから、少し人間の生活もしなさい」ということを言われて、通常の業務に戻ったというか、普通の生活に戻したんです。
「これって何ですか?」「こっちは何ですか?」みたいに、私は質問をかなりしていたので、色々とお話ししているうちに、だんだん映像が現れてきたという感じです。
瞑想している状態なので、夢の中で見ている世界を、起きて見ているという感じです。



色々と質問に対しての映像が現れたそうですが、砂月さんが一番気になっているであろう、ご自身のハイヤーさんの姿なども現れたんですか?



はい。
「見せてください」と言ったら、見せてくれました。



砂月さんのハイヤーさんは、ちなみにどんな方なんですか?



同じ金髪で、私よりも少しおしとやかそうな、か弱そうな華奢な感じの方です。



そうなんですね。
例えば、この前の話では、私のハイヤーさんはどこかの神々がよく出てくるところの惑星の出身というお話があったんですが、砂月さんのハイヤーさんの魂は、故郷はどこなんでしょうか?



かなりおこがましくて、あまり普段は話したことがないんですけれども・・・。
宇宙の根源はいっぱいいらっしゃるらしいんですよ。そこのグループの中の出身だよ、ということは教えてもらいました。



そうなんですね。
それでいよいよ、ここからが少し核心部分になるんですけれども・・・。
公共の場を通して、ご自身のハイヤーさんを今こうしてお示しになって、「ハイヤーセルフというのは、実は誰しもいる」ということを啓蒙活動されていますよね。
砂月さんご自身のハイヤーさんは、そうした活動全般について、どんな受け止め方をされているんですか?



そうですね。
私の場合はどちらかというと、本当に高次元から言われたことをそのまま受け入れて行動しているだけなので、何か私の意思ではない部分が結構強いんですね。
だから、「よくやった」と思っていただけるといいんですけれども、どうなんですかね。「もう少し頑張りなさい」といつも言われますけれども。
●同じ「自分」でも魂の進化のレベルが違う



前回も少しお話ししたんですけれども、あちらの存在の方々というのは、我々がすごく必死になってもがいていることが、簡単にできるように思われているんですよね。
少し時間差があると言いますか。この前の話では、例えば我々の魂が小学生とか幼稚園児ぐらいだとしたら、大人だったり大学院生だったりするわけじゃないですか。それくらい魂が進んでいるんですよね。
だからそういう存在から見たら、幼子を見るような感じで、「こんなことは簡単にできるでしょう」みたいなニュアンスも、少しあるんですよね。



そうそう。
「いや、いや、いや」という時も、結構ありますね。(そんなに簡単にはできません)
でも何かやはりそこは、「信じなさい」ということなのかなと、メッセージをもらっていつも思いますね。
要するにハイヤーセルフは自分で、神の領域ぐらいまで行った五次元の自分が今の自分でもある、ということだから、「できなくはないよ」という信頼を持って行動しなければいけないのかな、とは思っております。



そうですよね。
私自身の体験で、前回もお話ししましたけれども、そういう存在がいて「私はあなたで、あなたは私」というつながりを持つことの意味が、すごく深いんですよ。
そういう風な感覚を持つと、俗世のいろんな自分のエゴ、人よりもよく思われたいとか楽をしたいとか、色々とエゴや欲があると思うんですけれども、そういうのが全部スコーンと抜けるんですよね。



抜けますね。



全部抜けるんですよ。
この現世が全てではない、というところで。
逃避とかそんな感覚ではなく、正面切って自分の魂のつながりを自覚できるということは、非常に大きな意味があるという風には思います。
ということで砂月さん、今日はどうもありがとうございました。
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