臨死体験で見えてきた真実の世界part1 脳幹出血からの奇跡の生還

皆さん、こんにちは。
今回も素晴らしいゲストの方をお呼びしています。
石井数俊さんです。よろしくお願いします。



初めまして。
宇宙案内人をしています。石井と申します。
よろしくお願いします。



石井数俊さんのことは、初めての方もいらっしゃると思いますので、私の方から簡単にご紹介申し上げます。
石井さんは、臨死体験をされているんですが、普通の臨死体験とは少し異なっていて、1回だけではなく、何回も、向こうの世界とこちらの世界を行き来されている経験をお持ちなんですよね。
そうしたご自身の経験をもとに、講演活動などをなさっていて、実は我々の肉体とは違うところの別の世界があるということを、多くの人に広めていらっしゃる方なんです。
では、石井さんの方から、簡単に自己紹介をお願いしていいですか。
●肉体死だけがあの世を知る体験ではない



はい。
今、日矛さんがおっしゃったみたいに、私は所謂この世とあの世を行ったり来たりした経験があるんですが、1番お伝えしたいことは・・・。
「肉体死を迎えると、あの世に行ける」と、みんなは思っているわけですよね。でも、実は肉体で生きている間も、宇宙は長じて多重構造しているんですね。
生きている間も、あの世の中の一部にいるだけなんです。
つまり死ななくても、要するに、あの世に行ったのとほぼ同じような感覚や体験というのは、誰もができるんです。
そのことを教えないように仕向けてきたのは、ここ数千年の地球の文明なんですよ。だから、皆さん死ぬのが怖くて、金銭奴隷になってしまったりしているんですね。
でもそのことを知ってしまえば、死ぬことは何も怖くなくなるんです。むしろ死ぬのは楽しみになって、そうすると生きることも楽しみになって、みんな幸せになっていくんですね。
そういう他の星で行われている普通のことを、この地球でも実践していいんだよというタイミングを、アセンションと呼んでいるんです。
そのことを、皆さんにご理解いただくようなお話をしているということですね。



ありがとうございます。
非常に簡潔に、分かりやすくまとめていただいたんですけれども、今のお話を伺って、最初から結論が出てきましたね。
「我々が日常生活で生きているのは、実は魂の全体の一部にしかすぎない」ということですね。
このことを理解するために、実はもっと違うところに広がる世界があるという、実体験のお話を色々と伺えるということでとても楽しみです。
そういう形で、今回から2回ほどに分けて語っていただきたいと思います。
では第1回目ということで、最初にご自身の臨死体験について伺っていきたいと思います。
一言で臨死体験と言っても、実際に死にかける体験をするというのは、本当に並大抵ではない、深刻な体験だと思うんですけれども、よろしかったら、その辺の最初のきっかけみたいなものをお話いただけたらと思います。



そうですね。
実はこれと言って、大きなきっかけが臨死体験であったわけじゃないんですね。
子供の時から、
「死ぬってどういうことかな?」
「なんで生きていなきゃいけないのかな?」
とすごく思っていたんですね。
誰に聞いても教えてくれないんです。親でも先生でも。
でも知りたいという中で、ずっと10代をそうして過ごしてきて、死ぬのを本当に楽しみにしながら、20代、30代を仕方なく送っていたんです。でもまだ生きていたんですね。
それがついに叶ったと思ったのが、40代の脳幹出血だったんです。
肉体で生きた後に、所謂、臨死体験というものを経験できたんで、「やったぞ!」という感じでいたんです。そうしたら、なぜかこの世界に戻される羽目になってしまったんですね。
●死ぬことを想定して助けてくれるために霊能者と結婚した



その時当時、妻がいたんですね。その時は結婚していたんです。
結婚した理由が、私が死ぬことを想定して、「死んだら助けてくれ」ということで、霊能者と結婚していたんですよ。
その関係がもう何千年前か、何万年前からあって、今まで色々私を、平たく言うと、殺してきたような過去を持っているんです。
でも、「今回は私を助けるために出会っているんだよ。」と最初に言われて、「あっ、そうなんだ」くらいに簡単に考えていたんです。
それが2年後ぐらいに、現実になったので分かったんですが、私は脳幹出血で、所謂あの世に行ってしまったんですね。
脳幹出血というのは、心肺停止になるのは普通なんですね。もしなれなかった場合は、植物人間としてすごく悲惨な余生を送ることになって、周りも大変なことになってしまうんです。
やはり私も御多分に漏れず、「おそらく今晩が峠です。」と言われる状態で救急搬送されて、実際あの世に行ったんですね。
所謂あの世の体験をして、その辺を全部覚えているんですが、あの世になぜが妻が迎えに来て、連れて帰るということが起きたんですね。
●蘇生後、奇跡的に回復



連れて帰るのはいいんですが、肉体はほぼ死にかけているので、所謂全身麻痺だったんですね。
本当にもう寝たきり状態だったんですが、そこから少しずつ、少しずつリハビリをしたんです。
あとは、三次元に生きようとする気力みたいなものと、色々とサポートを受けたことなどで、一応喋ったり、車椅子を使ってなんとか歩いたりするくらいはできるようになって、肉体機能を取り戻したんです。
そしてこの世、あの世というのはどういうことかということを、自分が知りたくて仕方がないのに、誰も教えてくれなかったという過去の経験を踏まえて、「皆さんも、それを知ると、すごく人生が豊かになるんだよ」ということを、皆さんにお伝えするのを今の自分のライフスタイルにしているという感じなんですね。



ありがとうございます。
脳幹出血というのは、前触れもなく突然倒れられたみたいな感じだったんですか?



そうです。
ドタンと倒れるというよりは、「何か足がしびれるな」と思って・・・。
その数年前に、実はくも膜下出血をやっていたんです。
その時は、頭蓋骨を電気ドリルで切って、開いて、出血した中の動脈をクリップで止めて、溢れた血を抜いて、その時に押しつぶされてしまった脳みそによって、後遺症が結構一時的には出たんです。
けれども手術は成功したので、数ヶ月後には、結構普通の体に戻ることができたんですね。
その時に、ちらっとあの世を覗いたんですよ。
だから「より深くわかりたいな」と思ったら、その先に脳幹出血になったんです。
そんな風に、1 回試してみて、本格的に体験できたという2段構造で行けたので、より色々と皆さんに説明できるようなネタを持って、この世に生きているというのが今の状態なんですね。



そうなんですね。
そうすると、脳幹出血で倒れた時までは、おそらく肉体の中に入っていて、気がついたら肉体から抜け出ている自分がいた、みたいな感覚だったんでしょうか?
●肉体死を怖いと思うのは、すり込まれた概念



そうです。気づいたというか・・・。
「足がしびれるな」から始まって、救急車の中で徐々に肉体機能を失っていくんですね。
そして所謂集中治療室に入っている時には、目も見えなくなって、耳も聞こえなくなって、最後はお漏らしたような体感を覚えていますね。要するに、もう全身が機能できなくなったんですね。
そうしたら、すーっと気持ち良くなって、あの世に行ってしまったということです。
まず、死ぬのは軽く痛かったり、気持ち悪かったりした時間はあったんですが、基本的には別に苦しいことではなくて、本当に楽になったということなんですね。
だから肉体死が怖いというのは、すり込まれている概念なんですよ。
皆さんは、肉体死を怖がっているから人生が大変で、悩んだり苦しんだりしているだけなので、肉体死というのは実は反対で、素晴らしい体験なんですよ。
・・・とそればかりを言っていると、自殺者を増やすことになるので、そういう言い方もいけないんですけれどもね。
自殺は自殺で、自分に課した宿題を自分でさぼっていることになり、ペナルティを自分で課してしまう行為なので、絶対に避けなければいけないんですね。
すごく損をしたければ、自殺を経験するという選択もあるのですが、そういうことも踏まえた上で・・・。
とにかく、生きることの意義と価値というのは・・・。
仕方なく生かされているのではなく、自分で生きようと決めて、この世界に生きているんです。
自分の計画に基づいて、この三次元の地球に生きている皆さんの、肉体を持っている魂さんの選択であるので、その自分のプランを遂行するということが、生きるということなんですね。



そうですね。
今お話を伺って、石井さんの素晴らしいところは、単なるあの世に行って帰ってくるという体験ではなく、ご自身の中に哲学をお持ちでいらっしゃるところだと思うんですよね。
「この世で生きるとは何か」「死とは何か」ということに向き合っていらっしゃるので、それに対しての答えを求めておられるご自身があって、そうしたことがわかるというところなんですよね。
だから本当に「宇宙案内人」ということで、いろんな悩みを持っていらっしゃる皆さん方の、ヒントになりそうなお話なんですよ。
実際にあの世に行ったということで、よく俗に、お花畑が見えてきたり、三途の川を渡ったり、生前の親族がお迎えに来たり・・・などと言われるのですが、何かそういう風な体験が実際におありだったんでしょうか?
●あの世は、自分の想いが具現化する世界



そうですね。
それは生きている間に持ってしまった、肉体死亡に対する概念が反映しているだけなんですね。
とにかく肉体から抜けるという言い方をみんながするんですが、抜けるというか・・・別に物じゃないのでね。
宇宙というのは、実は全部非物質なんですよ。
時間も空間も超越してしまう存在になることが、所謂アストラル体などという言い方をする人もいますけれども、霊になるという感覚なんですね。
だから本当に言葉にするのは難しいんですが、異次元に入ってしまうと、今まで生きている間に考えていたことが具限化する、ということがまず入り口としてあるんですね。
それで、私が死後に想定していることは、「素晴らしい世界に帰りたい」という願望がとにかく強いので、素晴らしい世界にまず帰ったという体験をしたんです。
そして私は、三途の川みたいな日本的な話は、あまり影響を受けていないというか、信じていなかったので・・・。日矛さんの番組を見ている方ならわかっていただけると思いますが、自分の直近の過去世で、肉体で聞いたような死後の世界のイメージ的なことが具現化したんです。
例えば、1000人が住んでいるような、標高が高くて水が綺麗で、滝が流れているみたいな、空中を漂うような、飛んで行くような感じですね。
羽は生えていませんよ。
物質として空を飛んで行くようなイメージで、川を何本も渡ったり、その中には滝があったりとか、そういうことは三次元に言うと初めに体験した感じですね。
でも、そこから完全に異次元に入っていくに従って、そちらの自然な生活、暮らしに入っていくので、そうするともう三次元的には表現できないような、アストラル世界の情景が続くという感じですかね。



今の話を、もう少し深掘りしますと・・・。
我々は肉体を持って、「現実の物質世界が真実である」と、信じて疑わないですよね。
例えば、そこに山があるとしたら、その山に対しての見え方というのは、みんなそこの物質を見ているという風な感覚なんですよね。
そういう風に、物質は皆さん全員に共通してあるものなんですけれども、実はもう少し波動が違うところの世界というのは、その人の思いの方が世界を創り出すという感覚なんでしょうか。
それ故、もしその人が例えば死後の世界で、三途の川があるという風な思いであるとしたら、それが現れてくるんですね。
さらに、その人の生まれてからの何年間の生き方だけではなく、前世とかそういうところを含めて、その人の「魂の思い癖」のようなものが、おそらくそういう世界観を作り出していくということなんでしょうか?



はい、そうですね。
●あの世は時空間を越えた世界



面白いですね。
だとすると、肉体を持って生まれてきている上で、おそらく人には、誰しも「思い癖」みたいなものがあるわけですから、今の話でいくと、石井さんが見ていらした世界観のものが出てきたということで、それが時空間を超えたところの世界である、ということなんですよね。
そうすると、そこで体験した時間の尺度というのは、我々の時間とは全然違うような感覚だったんですか?



そうですね。
自分自身が肉体で生きている時と比較しても、やはり全然違う世界だし、そもそも私は子供時代から、所謂スピリチュアルとか霊能力ということに、積極的に関心を持っていて、そこから何十年か送っているので、生きている間も普通の人と感覚が違ったんですね。
例えば、まず学校は普通に高校までは行ったんですよ。親とかの影響を受けてね。
でも、なぜ大学に行くのかとか、就職に就くのかということが、全く解せなかったんですね。
とにかく死ぬことが楽しみなのに、何でこの後に大学に行ったり、就職したりして、生き延びるための努力を皆さんがしているのかが、すごく不思議だったんです。
ということで、高卒の時点でまず無職になったんですよ。
三次元で生きるモチベーションが、「死を究明したい」というそこに、初めから、もう10代からなっていたんですよね。
でも周りにモデルがないし、先生もいないし・・・という状況で、「もう自分で答えを探すしかない」という生き方に、強制的に持っていったんです。
そういう風に、誰も教えてくれないので自分が体験するしかない、と思っていたら、くも膜下出血にもなったし、脳幹出血にもなったので、よくわかったということで、今気持ちよく、講演活動や執筆活動をさせてもらっているという感じなんですね。



石井さんの今のお話を伺って、私もすごく共通項があって・・・。
私の場合は、大学までは行ったんですけれども、大学に行った後に、普通の人みたいな就職の仕方をしていないんですよね。
企業訪問をして、内定もらって・・・というのが、「何で自分の一生を、こんな就職雑誌みたいなもので決めなきゃいけないんだ?」と、すごく疑問に感じていたんですね。
「生きるとはなんぞや?」ということをテーマに、ずっと生きてきたみたいなところがあって、そこは何かすごく似ているんですよね。
でも、そういう答え合わせというのは、ずっと伏線があって、伏線、伏線で・・・伏線を回収するのはずっと先になりますよね。



はい、そうですね。
私はYouTubeとか興味ないし、テレビも見ないんですが、なぜか日矛さんは 2年前ぐらいから何かで見つけて、定期的に見るようにしていたんですね。
「あっ、私みたいな人を発掘して、世に出すのが仕事なんだな。そういうミッションを持っている方なんだな」と、すぐ気づいたんです。
そうしたらその2 年後ぐらいに、まさに見つけていただいて、お声をかけていただいたんですね。
「本当に思っていることって、見事に実現するんだな。そういう時代に突入しているんだな」ということの、象徴みたいな感じですね。
そして日矛さんも、そういう人生哲学みたいなものを模索するような肉体人生、三次元を経験するというミッションを持って、遊びに来ているのかもしれませんが、生まれているというのは明確なので、おそらく前世が天日矛という名前だったのでそれを使って・・・と思って、結構YouTube嫌いの私も、ちゃんとチェックさせていただいているんです。
何か同類の魂さんだなと思って見ていたんですね。



ありがとうございます。
実は、石井さんとこういう形でお話するのは、これが初めてですよね。



三次元ではそうですよね。



面白いですね。
肉体の三次元なところを超えた世界が実はあって、そちらの方が宇宙の広がりとしては大きいということを感覚として掴んで生きていくと、いろんな世界が見えてくるんでしょうね。
石井さんの場合、ご自身が実際にあの世の経験をされて戻って来られた後に、やはり少し価値観なりが変わってきたようなことがありましたか?
●肉体を越えたところの世界の方が宇宙の広がりとしては大きい



私の場合は、3~4歳ぐらいからむしろ、異常なスピリチュアルな感覚で生きていたんです。
でも、周りには理解してもらえないし、反対する人は親とか先生とか、いくらでもいたわけですが、そういう中で戦いたくはなかったんです。
でも、摩擦を起こしがちな肉体人生だったんですね。
だから、所謂この世でいう病死という経験によって、「やはり、私の考えている方が真実だったな」ということを確信したというか、証拠を手にしたみたいな感じなんですよ。
正しい、間違っているということも、ナンセンスだと思うんですね。ただ生きている皆さんに、自分が正しいと思っている、宇宙についての説明をしているだけなんです。
それをしている人があまりこの世界に、今の時代にはいないから、「宇宙案内人」という肩書が1番適切かな、と思ってつけたんです。
要するに、この世、あの世というのが、全部宇宙なんですよ。
●宇宙は三次元的な物理空間だけではない



だから、宇宙と言うと、三次元な宇宙しかイメージできないように教育を受けてしまっているので、ほとんどの今の地球人は、ロケットで何々星に行くとか、物理的な移動のことが宇宙だと思っているんですね。
でもわかりやすく言うと、「いや、そうじゃないんです。要するに、死ぬということも宇宙旅行なんですよ」ということをお伝えしているんですね。
だから、宇宙旅行に行くのを楽しみにしているように、肉体死を楽しみにしていれば、痛いこと、辛いこと、お金がなくなることも含めて、色々なことがあっても、結構面白いじゃないかということになるんですね。
縄文時代は、誰もがそういう生き方、死に方をしていたので、みんなが幸せだったし、悩みを持っているものは珍しかったと思うんですよね。
そういういい意味では、「取り戻す」「昔に戻る」みたいなことを、今年から強制的に持っていかれるのが、今の運命の状況かなと思っています。
ただ地震なり、津波なり、人災なり、とにかくみんな順番に肉体死を迎えるだけで、肉体死を迎えた後には、もう教えてくれる人はいないんです。
自分のバイブレーションの世界に入ってしまって、違うバイブレーションの人と接することはできないので。
次元が違ういろんな人が同じ次元にいる、というのが三次元ゲームの醍醐味なので、生きている間に、そこで異なるバイブレーションの人と自分が出会った機会を生かして、是非、魂を向上させていただければな、という思いで、馬鹿にされてもいいから、そういうことをいつも話したり、書いたりしてきた、というのが今回の肉体人生ですね。
●自殺が多いのは、今の時代が三次元的な生き方では無理があることの裏返し



今のお話の情報量が多くて、いくつかかいつまむと・・・。
まずは今、世の中というのが、自らの命を絶つ人がすごく多くなっていて、つまり生きにくいと思っている人が増えているということですよね。
それは裏返しで言うと、普通に当たり前だと思っている生き方が、実は違っている、ということの転換点だということだと思うんですよね。今の肉体の三次元的な生き方だけで世の中の動きを見ると、それは生きにくいよねと。
それを否定的な考えの人は、「そういうのは逃げである」などと言うんですよね。
そうではなくて、実は、そういう三次元的な生き方をずっとやっていくと、今、世の中の動きの揺さぶりが大きくなっていて、ただ右往左往するだけの生き方になってしまうんですよ。
それでもう、本当に壁に当たってどうしようもない人は、自らの命を絶つということをやってしまうんです。
だからこそ翻って、今この時代だからこそ、「肉体ではないところの宇宙という世界観というものに、いい加減、人類は気づこうよ」という提案ではないかなと思いました。
●この「三次元地球ゲーム」の特徴は光と闇の二面性の体験



そうですね。
この三次元地球ゲームは、その二面性を体験するということが最大の特徴なんですね。光を体験するために闇を経験する、ということです。
闇ばかりでは悔しいから、と光を求める人も出るでしょうが、どうせ闇なら逃げてやれ、という選択をする人もいるでしょう。
でも自分で光を求める体験をしたくて、「闇を与えてください」とお願いをして生まれてきたんですね。
だからその不幸を「よし来た、乗り越えてやれ」という風に前向きに捉えれば、悲惨なことがあればあるほど、魂レベルは高い人の証明になるんですよね。
だから乗り越える度に、肉体死を迎える度にグレードがアップして、人間を卒業できるという風になるんです。
ただ要するに「死んだら全てが無になる」みたいなことを教えられて、それは当たり前みたいに思って、賃金を得るためだけに生きていることを、私は金銭奴隷と言っているんですね。
それでは本当に乳を搾ったり、皮を剥いだり、肉を食べるために飼育されている動物と、ほとんど何も変わらないのが現状の地球の人間なんですね。
でも数万年前は、実はそんなことはなかったというのを、うっすら覚えているんです。
なぜここまで堕落してしまったのか?
それは結局、アトランティス大陸とか、レムリア大陸と呼ばれているような、所謂今から見たらすごく栄華な人間の文化が、1 回滅んでしまったのが1万年以上前にあったからなんです。そこからまた、ゼロからやり直しているからです。
そこで言うと、進化論が当てはまるのかもしれませんが・・・。
猿から進化し直しているみたいな感じの、要するに本当に1番動物に近い時から、神に近づくようなプロセスに、1万年前からやり出して、またいいところまで戻ってきたかなというのが今なんです。
だけど、いいところまでというのは・・・。
要するに物質面、テクノロジーはいいところまでいったんですが、霊性、精神性があまりにもお粗末になってしまったんですね。
●完全な破壊が起きる前に創造の種を蒔く



そうすると、また前回滅ぼしてしまった文明と同じような感じになってしまっているので、今回はその破壊と創造がまた起きるんですが、今度は素晴らしいものを創造する方向で破壊を迎えたいということなんです。
それで、完全な破壊が起きてからでは間に合わないので、破壊が起きてしまう前に、創造の種を蒔くということを、日矛さんがやられているのを私が発見して、「あっ、私もそこに参加したいな」という風に思っていたんです。
そうしたら、去年ぐらいから皆さんが少し反応してきて、私が言っていることに喜んだり、感謝してくれたりする人も出てきたので、「ああ、子どものときから疑問に思って探求してきた甲斐があったな」と思ったんです。
そういう時代背景もあり、魂的に皆さんが求めている情報を提供できる人に、たまたまなれたという感じなんですね。



そうなんですね。逆に探っていくと・・・。
我々は、多種多様な波動などを持っている人が、この世界に、横一線で生まれているんですよね。
でも、おそらく肉体を離れたところの世界、波動の世界というのでしょうか、そこはご自身が、チャンネルが合う波動の方に行ってしまうので、他の波動のところとは相容れないというか、なかなか行きにくいんですよね。
そういう意味での経験というものの幅が、おそらくレンジが狭いと言いますか、質が違うということでしょうね。
けれども肉体を持っていると、いろんな経験をやることができるという意味で、とても多くの困難な人生を迎えている人ほど、実はいろんな経験値を積んでいるということなんでしょうね。



はい、そうですね。
生まれる前に設定している難易度が高いということですね。



話が尽きないんですが、前半の1部はここまでになります。
ここまでを少しまとめさせていただくと、おそらく、私と石井さんとのこの出会いも、ある意味必然だったという感じですね。
それぞれの境遇の違いこそあれ、この世の中に対して、すごく疑問を感じながらずっと生きてきたんですよね。
そうして、疑問に対しての伏線回収と言いますか、ある程度の答え合わせができるような年齢になって、今度はそれを多くの人に伝える、発信をしていくというところで接点ができ、今日のこの場ができたんですね。



はい、そうですね。
だからやはり今世は初めてなんですが、魂的にはむしろ懐かしさの方が私は大きいんですね。
天日矛さんという名前の時に、リアルタイムで会っていたかどうかはわかりませんが、過去数千年、数万年遡っても、何度も何度も多分会って、何かをやっていた関係かと思われるんです。
今そういう魂さんがほとんどで、私の講演会にお越しくださる方も、「もう何万年ぶりにあったよね」という感じの人から、「何か今回もまたよね」という数百年前の感覚の人もいたりして、とにかく宇宙人としての仲間が集まる時代なんですよね。
だから、「地球人も宇宙人の自覚がないだけで、みんな宇宙人なんだよ」ということは、いつも私は切に言っているんです。
そういう感覚も取り戻して欲しいための講演会だし、先ほど日矛さんの使った言葉で言うと、「生き延びる」という言葉は、まるで地球ゲームみたいな教育を受けているから言ってしまうんです。
死ぬということを終わりみたいに思っているから、その言葉を使うんですよね。
けれども、所謂「死ぬ」ということも含めて、乗り越えることなんですよ。
死ぬことは、みんな何千回も繰り返して、死ぬ度に失敗してきたんです。だから今回は、肉体死を成功に持っていくんです。失敗も成功も、本当はないんですが・・・。
「魂のレベルアップに繋がる肉体死を迎えよう」ということなんですね。
だから、天変地異で肉体死を迎えるのが今回だとしても、「ああ、素晴らしい人生だった」と、皆さんが高次元に帰れるような心の状態に、生きているうちにもっていくということが、日矛さんのミッションかなと、そう思って私は見ていたんですね。



ありがとうございます。
また次回も楽しみになってきました。
今後ともよろしくお願いします。
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