<聖徳太子降臨/現代日本人に伝えたいメッセージ>【ライトランゲージ】 純子さん

聖徳太子降臨 現代日本人に伝えたいメッセージ

●はじめに

日矛

皆さん、こんにちは。
今回、もう恒例となりましたが、ライトランゲージチャネラーの純子さんをお呼びしています。

今回が3回目のご出演ということになるんですが、その時々に応じて高次元存在の方からオーダーがかかり、色々とお話を伺っていくというスタイルでした。

けれども今回は、私が呼んで欲しい方が1人おられるので、こちらからお願いすることになりました。

そして先ほどの打ち合わせの時にすごく驚いたんですが、今日純子さんのところにこの方が来ておられる、ということなんですね。

純子さん

はい、そうなんです。
額田部皇女(ぬかたべのひめみこ)と言って、推古天皇ですよね。

あの日本初の女性天皇である推古天皇さんが、なぜか向こうから、「私はたぶん、呼ばれるようになると思うから。」ということでスタンバってくださっていて、私は実は、「なんでかな?」と思っていたんです。

日矛

先ほどの打ち合わせの時に驚いたのは、私が今日お呼びしたいと思っていたのは、聖徳太子なんですよ。

聖徳太子は、推古天皇の摂政なんですね。推古天皇が叔母にあたるんですよ。

そういうことだったんですね。すごいですよね。

純子さん

すごいですね。

もしかしたら向こうで、打ち合わせか何かあったんでしょうかね。

日矛

これは類推ですけれども・・・。
聖徳太子ご自身から指名がかかったというよりも、多分少し奥ゆかしい方なんでしょうね。

それで、おそらく叔母の推古天皇がエスコートする形で出演していただく、という感じではないかなと思います。

それではまず、控えていらっしゃる推古天皇をお呼びしていただけますか。お名前が・・・?

純子さん

間違っていたらすみませんが、ぬかたべのひめみこ(額田部皇女)とおっしゃられていました。

日矛

では、額田部皇女というお名前でまずお呼びして、その後よろしければ、聖徳太子にご登場いただけるか、というところで繋いていきましょうか。

純子さん

そうですね。
何かこの流れはすごいですね。

日矛

面白いですね。

私が何で聖徳太子を指名したのかと言うと、2つ理由があるんですよ。

1つは、これだけ今の日本の政治の腐敗が続いていて、非常に政治に対しての不信感が日本国民にありますよね。
それでこの聖徳太子というのは、十七条の憲法であるとか、冠位十二階の制度であるとか、日本の政治の礎を築いた人なんですね。
だからもう一度、そういう日本の国体を考えるという意味で、今の話を伺っていきたいということです。

もう1つは、聖徳太子と言えば未然記とか未来記を記したとされる伝説があって、未来に起こることを色々と、予言みたいに話していらっしゃるんですね。
そうするとおそらく、今の日本についての話を色々と伺えるんではないかな、と思ったんです。

そのような話も含めて、後に聖徳太子が来られた時には伺ってみたいと思います。
ではまず最初に、額田部皇女を呼びしたいと思います。
では純子さん、よろしくお願いします。

純子さん

はい。
よろしくお願いします。

●推古天皇(額田部皇女)からのメッセージ

推古天皇

今日このようにして、この者を通して私額田部皇女・・・皆さま方にとっては推古天皇という名の方が、よくイメージができることでしょうが・・・。

この者の意識の中で、今日このような場をご一緒する皆さんに、本当に渡すものがあります。

本当にエネルギーとして、伝えたい内容があるということを感じた時に、私を通して語れる者、伝える者があればと思いながら(過ごしてまいりましたが、この特別なるこの磁場を通して(皆さんとご一緒することができました。)

あのような者がまことに・・・。
もし私たちの時代に、あのような者が共にあったならば、天才と言われる者、時代を超越し目の前のものを見通す先見の明よりも、目の前のものに囚われず、この国の行く末と安寧と平和を願いながら、大きくその天才性を発揮する我が愛する厩戸皇子(うまやどのみこ)の才能を、潰すような時代ではなかったであろうと思うのであります。


もちろん私は女性の天皇という立場でありましたが、私が担当したものは祈りであります。
祈りを通して、あの子厩戸皇子が、生まれながらにして持っているその卓越した才能を、この世界のために投じるための手助けとなるよう、努めてまいったのです。

そのような才能を使って、広くこの国の安寧のために、未来のために私が祈りを捧げ、その三千世界を安寧へと導く祈りが、あの皇子を通して・・・。

しかしながら、「まだ二十歳の齢の祝いを迎えたばかりの幼い子が、何をすることができるのか?」と、今のあなた方はお思いになりますか。

そうではありませぬ。
あの子の魂は、二十歳の魂ではなく、何千年もの、シルクロードを渡り、仏陀が悟りを開いたその多くの叡智。

タクラマカン砂漠・・・その長いシルクロードの叡智を辿りながら、この国に受け継いだ仏教、仏の智慧というものを、生まれながらにして、何千年の叡智を宿した特別なる魂でありました。

そのような天才性をいち早く、私は叔母の立場で知っておりましたが、いつの時代も天才というものは、政(まつりごと)の争いごとに揉み消されてしまうのです。

そして政だけではなく人々の噂、広報の力で揉み消され、さらに教えを残すという、あなた方の立場で言うならば「教科書」のような、後世に残すものを通してそれが改ざんされ、揉み消され、持っていた全てがなかったことにされてしまった歴史があるのです。

私も、あの子の持った大いなるその使命を、いかに生かしていくことができるのかと考えました。

私がなぜ后(きさき)でありながら、初の女性の天皇として、母子のような国母のような立場であれば良かったのでありますが、天皇の位置に立たねばならなかったのか、疑問に思われる方も多くありました。

しかし、どのような力と力、画策と画策、政の背景にある醜い争いの中に、厩戸皇子は染めたくはありませんでした。

そのような思いの一心に、私が母子として、叔母の立場ではありますが、母子のような気持ちで矢面に、盾になりましょうぞと、そのような思いと共にまいりました。
矢面に立ちながら、あの子を打ち倒そうとする念が来るのならば、私が受けましょうぞと。

そうです。
私を通して、実際に類稀なその才能を発揮し、隋をおさめ、難しいこの国と国の橋渡しをなしたのが、あの子であります。

そうです。
国の根幹はいつの時代も、母子の祈り。大いなる母性の祈りにあると、私は思っておりました。


夢物語のようでありますが、本来ならば、もっともっとなすべきことがございました。

しかし大いなる母性と、そして皇子としての天才性が、類稀なるその力を時代の荒波に揉み消されずに続いていったならば、この大和の国はまことに美しく、母の愛で慈しまれ、男性性というものが豊かに育つことでありましょう。

土台が肥沃であれば、どのような天才性もスクスクとのびやかに伸びていく、輝かしい日出ずる国となりましょうぞ。

今日、このように、私として至らぬ内容を皆様にお伝えいたしましたが、そうです。

あのような者が、聖徳太子と言われるあの子のもとに、生きている時に、大使という名を語ることができた。
そのような安寧な、まことに希望ある光の国として、日出ずる国としてあったことを、今日お伝えいたします。

今日、このように、私額田部皇女の気持ちを吐露できましたことを感謝いたします。

純子さん

ありがとうございます。

日矛

最初に推古天皇、額田部皇女がいらっしゃった理由が、今のお話を伺ってよく分かりましたね。
そういうことだったんですね。

聖徳大使という存在が、今この時点において、なかったものという風に、歴史を改ざんしようとする動きもありますよね。
今少しお話が出てきたんですが、当時も多分色々な邪念なりがあったと思うんですよね。

額田部皇女が、そうした色々な政治的な妨害などに対して矢面に立って、甥である聖徳太子、厩戸皇子を守りながら、政治を思い切りやってもらっていたんですね。
そういう立場ということですよね。

純子さん、額田部皇女が入ってこられて、エネルギー的な感じとしてはどうだったんでしょうか?

純子さん

1つは・・・。
これは周波数で読み取ったんですが、私が通訳をしながら、推古天皇はこういうお気持ちだったんですね、と感じたものというのが・・・。

「実は生前に悟った内容プラス、体を離れてから悟ったものがものすごく多いんですよ。」みたいな内容が来ましたね。
要は、
本当は生前にやっておきたかったことがもっとあったのに、それが十分に発揮できなかったこと。
天才の甥を、本当の意味で生かしきれなかったこと。
そうしたことに対する申し訳なさ、みたいなものがすごく伝わってきた
んですね。

もう1つは、この形をすごく大事にして欲しいというのが来たんですよね。これは推古天皇からの現代の私たちの、例えば政のあり方などのことだと思います。

多分、日矛さんが最初投げてくださった、「こういうことを聖徳太子に聞きたいと思って、リクエストしたんです。」というのを聞かれていたんだと思うんですよね。

「聞かれていたんだ。」と、すごくそれを感じて、リアルで受け取ってリアルで答えてこられたということに、少し驚いたんですね。

日矛

今のお話で、推古天皇のお気持ちとして伝わってきたのが、「日本人というものを、もう少し自信を持って臨みなさい。」みたいな、そういうニュアンスです。それをすごく感じました。

純子さん

もう1つだけいいですか?

日矛

はい。

純子さん

私が通訳していて、この者と言われた時は自分だというのは分かるんですけれども・・・。

あの者とすごく言われたんですよ。あの者が、と。
日矛さんのことですよね。
そうなんですよね。ここの場の中に、他にいないので。

それで、あの者が、あの者が、とおっしゃった時に、急に・・・要はこれはエネルギーで読み取ったので、通訳したわけではないんですけれども・・・。

3つの役割を果たしているのを見て、「そういう役割をしてくれるものが聖徳太子の傍におったならば、どれほど彼はやりやすかっただろうか。」みたいな感じで、おっしゃったのを通訳した時に思ったんですけれども。

今、広報をされているじゃないですか。インフルエンサーみたいな立場でされていますよね。
まつりごと言ったら、神職もなさいましたよね。
そして、教えるということもなさいましたよね。

それで3拍子揃った日矛さんのことを、「あの者がその立場を使って・・・」と言われていて、日矛さんがフラットな目で、本当のことをつまびらかにするという、今やっていることも分かっていらっしゃるんだなと思いました。

「そんなことをおっしゃるんだ、どこで見ていたんだろう?」と意外に思ったんですけれども、自分としてはそれが少し驚きでした。

日矛

「あの者って誰だろう?」と思っていたんですが、私のことだったんですね。畏れ多いです。

そういう風に、おそらくそういう存在の方々が、今の世の中の動きというのを注視されているということですよね。
そしておそらく、サポートに入ったりされているんでしょうね。

ご縁を繋いでいただいて、ありがたいです。

本当にありがとうございます。

では、今度は聖徳太子、厩戸皇子という風におっしゃっていましたね。当時の呼び方ですね。
厩戸皇子をお願いしたいと思います。

純子さん

はい。厩戸皇子ですね。

これは今まで言ったことがないことを明かすんですけれども、私がライトラゲージでチューニングしながら人物を引っ張ってくる時は、例えば聖徳太子だったら聖徳太子、推古天皇だったら推古天皇という、大きな百科事典みたいな、辞書みたいなものがエネルギー的にあるんですね。

それをペラペラとめくると、いろんな例えば何歳の時とだとか、その人の持っていた世界線みたいなもの、幾通りもその方が組んだパラレルみたいなものがページになっているんですよね。

だからそのページの、どこにアクセスするか。
例えば意識をチューニングをかけて、そこに周波を合わせてページが開きますよね。
そうすると、そのページのライトランゲージからエネルギーが来て、それを日本語に直して、足らないボキャブラリーの中で皆さんにお伝えしていく、という仕組みになっているんですね。


これはアカシックレコードを読み取る時の手法と似ているんですけれども、そういう風なエネルギーの取り方なんですね。

だからおそらく、推古天皇が先に現れたということは、推古天皇と一緒に生きたこのページの中でも、聖徳太子という百科事典とか広辞苑みたいなものがあるとしたら、推古天皇とまつわった部分の聖徳太子だと思うんですね。
いっぱいあると思うんです。いろんな聖徳太子がいると思うんです。

何千通り、何万通りという世界線なんですね。
時間軸とか、縦にも横にも何かグリッドみたいに、あみだくじのようになっている中の、1ページを引き出すんですね。

そしてみんなが開けるページが多いと、そこが広がるんです。そうするとそこが再現しやすくなるんです。
よく開けるところは、開きやすいじゃないですか。ヒットしやすいですよね。

だからこれを逆バージョンで使って、ヒットしやすいところを逆利用してそれを食い止めるか、引き出してしまうかのコントロールは効くんですけれども、これは私の役割ではないので、通訳に徹して開けるということをするんです。
けれども、おそらく額田部皇女が先に出てきたということは、その伏線で同時代か同パラレル、近パラレルの世界線から自分は引くと思うんですが、それでもよろしいですか?

日矛

はい。おっしゃることが分かりやすいですね。

純子さん

こんなことはめったに言わないんですけれども、自分も「ヒホラー」ですし、「おそらく、日矛さんのチャンネルを見られる方は通じるかな。」という気持ちで、少しだけ通訳の仕組み、チャネリングをする時の仕組み、みたいなお話をしました。

日矛

はい。ありがとうございます。

純子さん

では、始めたいと思います。
聖徳太子ですね。

●聖徳太子(厩戸皇子)からのメッセージ

聖徳太子

このように、私厩戸皇子自らがこの地上を去った後に、称号として与えられた名が、まことに皆様方に伝わっておりまするが、厩戸という名の下に、なぜそのような皇子として自分自身がその運命を行かなければならなかったのか。

今日、あなた方が体験しておられるまことこの国は、本来私が、我が叔母である推古天皇と共に目指した国とは、まことに違っておるということを、皆様にお伝えいたしまする。

「和をもって貴しとする」
和と言うもの。和という心。和の精神をもってこの国の原点がある、ということを思い返してください。

曖昧にし、外の国からの圧力をない混ぜにしながら、迎合し、あなた方の持てる力を発揮せずして、いかがなされますか?

私、聖徳太子とあえて皆さんがそのように呼んでくださるのならば、この国はもう1度、まことに私利私欲体制ではなく、自ら自身の軸をしかと天に向け、身分でもない、立場でもない、性別でもない、国の様々な利害関係でもない、ただただこの国を愛するものとして、お1人お1人がまことに政と共に、精神誠意を込めて・・・

そうです。
腹を決めて立ってくださることを、心よりお願いいたします。

畏れゆえに芽を摘んでしまう。
そのようなあり方は、この待ったなしのこの日本の国の状態からは、もう時が来ております。
そのことを、よくご存知ではありませぬか。

私が仏の教えを通して、仏教だけを通して、この国の未来を見ていたわけではありません。

全て。全ての生きとし生けるもの。この地上にある全ての命をいとおしみながら、生まれてきた立場も、生まれてきた環境も、生まれてきた貴賤たがわず、そして望む学びの心を大きく、その可能性を広げることのできる、海外に目を向けるというその力を、私は大きく育てたいと思いました。

そうです。
自ら自身が見つめていたものは、この国にありながら、やがてこの国が、世界のひな形となっていることを夢見ながら、このようにして与えられた地上の時間を、叔母と共に精一杯務めてまいりました。

純子さん

日矛さん、私は質問を入れてもいいですか?と聞いたんですけれども・・・。

どうぞ入れてください。

日矛

すみません。ありがとうございます。

先ほど、志半ばにしてやり残したことがあるということが、叔母である推古天皇の話から伺えたんですが・・・。

それはおそらく、国際的な立場の礎を作るというところまで、生前の聖徳太子は考えておられたのではないか、という風に思っておりまして、それが今、日本はある程度は国際的にうまくいっている、ということかなと思いました。

そしておそらく、今の政治や日本の国民に対して、すごく憂慮するところがあり、危機感みたいなものを持っていらっしゃると思うんですが、それに対して我々日本人は、世界の中でどういう風に取り組んでいったらいいのか、ということをまず、お伺いしたいです。

推古天皇

あなた方が、私の伝説のように語り継いでいることですが・・・。

10人の人が私に色々なことを陳情して、相談ごと、報告ごとをあげた時に、10人の話を一度に聞くことができたということが本当に私の天才性である、ということを叔母が言いましたが、その逸話が残っているのです。

これはどういうことかということを、今のあなた方に応用していただきたいのです。

十人十色の様々な事情、相談ごと、色々な情報を私のところにあげてきた時に、私の中では、その様々な言霊を空間にあげている状態の中から、それらを一瞬にして聞くことができた、ということが強調されすぎているのです。

そこではありません。
もちろん、その能力を皆さんが、伝説的な私の持っていた特徴を表現するものとして使うのは良いのですが・・・。


今のあなた方と同じ状況です。
言うなれば、様々な情報を言ってくる者がいます。

真逆のことを言う者。まことしやかに言いながらも、その心のうちでは、違うものを飛ばしてくる者。非常に国に対して不遜な立場を言われながらも、まことに国を思う真実を言ってくる者。

それらは、肉眼で見たのでは到底わかりません。
この肉体の耳を通して、キャッチしていたわけではないということなのです。

心で聞きなさい。
まこと、心で聞くということなのです。

その時、私は10人のその言霊を、耳で聞いたわけではないのです。

第3の目と言われるところを開きながら、魂に共鳴させながら、それが真実であるかそうではないかということを、まるでセンサーというものを使いながら、真実だけが自分自身を突き動かすことができるということを、眉間と胸の中心を通しながら、この空間の磁場にうち上げた様々な言霊をより分けながら、採用するもの、惑わされずにそのまま置いておくもの、 その選別をしていたということです。

全ての内容を聞き入れる。聞き取る。
そうしたことが素晴らしいのではありません。

全部聞き取れることが正義である。正しい。
そのように蓋を、鋼をはめられてきた、この国を惑わせてきた教えではありませんか。

そうではありません。
大切なのは言の葉の中にある、波動であります。

波動、言霊の力をよく聞き分けながら、見極めながら、十人十色のやってくる者に対して、あなた方も同じようにそれらをおさめるということです。

まことに自分の魂に響いたものだけを採用してくださることを、お願いいたします。

日矛

ありがとうございます。
もう1つ質問してよろしいでしょうか。

聖徳太子の伝説の中で、未然記未来記という未来に関することを記されているとされる、伝説の書物があるという風に伝えられているんです。

おそらく、未来と通ずるようなところにチャンネを合わせられていたのかと、私は思ったんですが・・・。

その中で、当時から今はかなり時間が経っていますが、今後日本や世界の行く末ということに関して、どういう風な見方をされているのでしょうか?

聖徳太子

私が残した未来記・・・それらも時代の中にもみ消されてしまい、何か勘違いだったかのように思われている方もいらっしゃることでしょう。

この国の起こりというものは、あなた方が思う以上に最も古くもあり、最も新しいということであります。

あなた方が今体験している全ては、この世界、この国から飛び立っていったあらゆる叡知と、言の葉の種と、技術の種と、全ての種が世界中に飛び散ったということも、ご存じでありましょう。

それらが世界各国で花開き、互いに切磋琢磨しながら、問題というものも抱えておりますが、最終的にはこの国に、ひな形として全てが集約されるようになります。

ほんの短い歴史の中で力をつけたように思って、誇って、牛耳っている国もありまする。

しかしながら、あなた方の原型である形をとった、最も長い歴史を持つ、未だに未明の国・・・。
途上国の国としてありながらも、この国より持ちし原型を、種の良きところを、種の最も大切な部分を大事に、シャーマンという形を通し、長老という形を通し、人としての起こりの最初の原点となったその力を、守り抜いている国もございます。

様々に我が国が1番であると誇り、争い、駆け引きをし、気がついてみれば最初に種まきをした農夫のような立場にあるこのひな形の国が、まことに何もなくなってしまったかのように、水も、土地も、木々も、全てが持っていかれたように思っておることでありましょう。

しかし、そのままではございません。
まいた種を発芽させ、花を咲かせ、実らせ、そして最終的に収穫していくのが、この国の役目であります。

世界中にまいたものが収穫する。
そのような役割。そのような使命。
魂にそのような役割があることをしかと刻んで、やってきておられる今世、この道、この国を決められた皆様であります。

故に、私がこの国を見た時に、世界中にまいたそれらの豊かさが、この国に収穫されていく。元還っていく。元還って来る。この時を迎える。
そのことをしかと、心に留めてくださいますことをお願いいたします。

その時に1回は、玉石混交の状態になりまするが、玉石混交のままではありません。
まことに発芽するものと、せぬものの種をより分けていくのと同じであります。

和をもって貴しとは、まことにこのように真意は・・・。
和をもつということは、知恵深くまことを見分け、真実を見分けながら争わずに、微笑みながら大らかな気持ちで、互いの違いを認め合いながらも、しかと最も尊いもの、この国に必要なものだけが根付いてまいるということであります。

全てがこの国が集約した立場、ひな形として持っておりまするので、どうかどうか私、聖徳大使の名を知って心に留めてくださる皆様。

自らがいるこの場所というものが、世界のどのところに位置しているのかも意識なさって、まさにその場所と、その磁場と、この日本のあなたがおられる磁場が、共に開きもあり、成長もあり、解決の手立てを結ぶあなた方であるという、まことに立体的な目の前のことに囚われず、私がまほろばを見つめながら三千世界に光を放ったように、どうかどうか、そのような大きな心ざしで、この日本という国に立ってくださいますよう、お願いいたします。

純子さん

ありがとうございます。

日矛

ありがとうございます。

私の質問が、未来について聖徳太子が生まれた時代からの未来なので、今の日本についての話をしたんですけれども、私の小手先の質問への回答ではなく、今かなり深いところまで濃縮されたような話だったんですよね。

今のこの短い時間の中で、情報の量がすごく多かったんでですね。これは何回も繰り返し読まれた方が、もしかしたら色々と気づきがまた、得られるんではないかと思います。たくさんのことが、今の話の中に散りばめられているのが分かりました。

おそらくアメリカであろう国のことが言われていたり、いろんな国が対立し合っている中で、日本は元々古い時代から、いわゆる五色人伝説というものがあったんですね。
縄文時代から、種をいろんなところにまいていったと言われているんです。


ひな形という言葉を、盛んに言われたんですけれども、「そういう日本に立ち返りなさい。」
「日本人であるあなた方が、今この時代に生まれてきている意味を、もう少し広い意味で捉えていきなさい。」
そうしたことを言われているように感じました。


もう1回よく聞き直して、落とし込んでいきたいと思います。

純子さん

私も見直したいと思います。
通訳しただけですので、後で見ないとよくわからない感じです。

日矛

聖徳太子は、エネルギー的にはどんな感じの方なんでしょうか?

純子さん

ものすごく大きいんです。
大きくて、今熱量がすごかったので暑いんです。
すごい熱量なんです。暑くて・・・。

そして、とても日本人の本質を見据えて、絶対的に日本人を愛して信じている人なんだな、というようなエネルギーなんです。
人がどう評価しようが、よそからどんな風に言われようが、もう一切それは関係ないという感じです。

「なぜ今自分はここにいるのか、と言う意味を本当に知ってほしい。」という気持ちが、すごく伝わってきていたんですよね。

通訳者の私は、もう暑くて暑くて、何かシャワーを浴びたような状態になっています。エネルギーが大きくて、熱くて、すごかったんです。

日矛

そうなんですね。
今日のテーマとしては、聖徳太子を私が是非お呼びしたいと思っていて、偶然にもはじめに叔母である額田部皇女が来られて、その流れでご本人さんに登場いただいたんですが、何かとても分かる気がしました。

純子さん

はい。額田部皇女が何で先に出てきたのかも、何か意味があったんだなとすごく感じましたね。

語りやすい状況にしてくれた、というのがすごくあります。どこまでも、どこまでも、お母さんではなく、叔母さんなんですけれども・・・。

通訳していて私が感じたのは、本当に男の子をちゃんと育てて、立てて、本当にいい政、いい国にしていきたいという気持ちなんです。

今の時代、子どもを育てる意識というので、「母性の時代が大事だ。」とか、「母のような大きなエネルギーで、1つにしていく。」とか、いろんな方がたくさん語ってくださっていますよね。

でも融和させるエネルギーよりも、額田部皇女さんの場合は、本当に、「いかに生かしてあげるか。いいところを出しやすくさせてあげるか。伸ばしてあげるか。そのために私は、何でも矢面に立って受けますよ。」というように、色々な苦情は叔母が受けます、みたいな感じなんですよ。

でも、いいところは本当にこの子に出して欲しい、みたいなとても不思議な、やはり大いなる母性、大いなる女性性なのかなと思いました。
とても強い母性を感じました。

日矛

今日は、本当にすごい回になりましたね。

純子さん

そうですね。何かすごく暑いです。

日矛

その感覚が、こちらにも伝わってきました。
また純子さんを次の回もお招きして、色々とお話を伺っていきたいと思います。

今日は本当にありがとうございました。

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