臨死体験・ワンネス体験をした人が見ている風景【川名慶彦さん対談】

臨死体験・ワンネス体験をした人が見ている風景 【川名慶彦さん対談】

▼はじめに

日矛

皆さんこんにちは。

今回は、「臨死体験・ワンネス体験をした人が見ている風景」ということで、以前動画に出ていただいた川名慶彦さんをお招きして、対談していきたいと思います。

川名さん、よろしくお願いします。

川名

よろしくお願いします。

日矛

前回、取材をお願いして作った動画のサムネイルが、「宇宙の源(みなもと)と同化するとどうなるのか」というものでした。

実際に、この動画を見ていただいたらわかるんですけれども、臨死体験をされて、肉体から離れ8時間ぐらい、あちらの世界に行かれていたんですよね。

そして、宇宙の根源たるところまで行かれ、いろんな体験をされて戻ってこられたということです。

実際にそのような体験をしたら、どのような世界観になるのか、非常に興味のあるところです。

今日は、そうしたお話を伺いたいと思っています。

よろしくお願いします。

川名

お願いします。

日矛

それでは早速ですけれども、本題に入っていきます。

▼特異な体験で生き方・人生観が変わる

日矛

まず一般的に非常に特異な体験をすると、その人の生き様やものの考え方、人生観などが変わってくると言われています。

川名さんの場合は、臨死体験・ワンネス体験ということなんですが、ご自身はこの体験をされて、どんな風にお感じになりましたか?

川名

正直、もう生まれ変わったというか、人生観がまるっきり変わりましたね。

ひっくり返ったという感じです。

そのことでありとあらゆる行動の仕方も変わったし、生きる人生のクオリティが劇的に上がって、見える世界が違うという感じです。

▼宇宙の根源と同化すること

日矛

宇宙の根源みたいなところに、行かれたんですよね。

川名

そうですね。

日矛

その前振りとして、おそらく人が死後に行くような、地獄みたいな世界とか、天国のような世界などを見ていかれたんですよね。

そしてその後に、宇宙の根源の方に繋がっていったと伺っておりますが・・・。

川名

はい。

日矛

そうすると、そこは3次元の物質世界の縛りが全く無いようなところなので、それを短い時間でも体験するのは、普通にはないですよね。

川名

そうですね。

日矛

今まで自分が生きてきた経験とは全然違う、異質の感覚だったんですか?

川名

はい、もう全然違いますよね。

僕は剣道をやっていたんで、精神統一とか自分軸を整えるといったことは、常日頃やっていたんです。

けれども、そうした段階とは遥かに次元が違い、本当に精神世界に突入したという感じでしたね。

日矛

ご覧になっているみなさんに、少し申し上げておきたいんですけれども、川名さんが特別な人間だという捉え方をすると、多分本題を見失ってしまうと思うんですよ。

そうではなくて、人は誰しも魂のポテンシャルとして、そういうところと同化することができるんです。

たまたま川名さんが、そちらの方の世界を見てきたわけですが、誰しもがそこと繋がる可能性があるという見方をした方が、いいと思っているんですよね。

川名

そうですね。

全ての魂は、その根源から生まれ、スタートしているんで、そこと繋がってはいるんですよね。

皆さん繋がってはいるんですけれども、そのパイプが細いという感じですかね。

日矛

なるほどね

川名

僕の経験上、所謂死を体験するというのは、そのパイプをかなり太くしたという感じなんですよ。

だから僕は、奇跡的に戻ることができましたけれども、そのことでパイプが太くなった状態で、今も生きられている、というそんな感じなんですよね。

常にあっちの世界、源とアクセスしているし、わかりやすく言うなら、宇宙のwi-fi、インターネットと繋がっているという感じです。

だから、いろんなダウンロードができる状態になっているんですよね。

日矛

導線が細くて、受信する能力が忘れられているだけであって、人は誰しもがそこと繋がる、受信する能力自体はあるんですね。

川名

そうです。みんなあります。

日矛

そのことを伝えたいがために、今いろいろと活動されているということでよろしいですか。

川名

そうですね。はい。

繋がることで才能も開花するし、健康も増しますし、何よりも人生を楽しむという大前提の部分が実現される、と僕は思っていますね。

それに繋がる活動を、今しているという感じですね。

▼ライフイズの活動

日矛

その体験をもとに、伊豆の方で「ライフイズ」というプライベートスクールみたいな感じのものを開かれて、活動しておられるわけですよね。

その辺のところ、お話をしていただけますか。

川名

はい。

もともと僕は、神奈川県の湘南に住んでいたんですけれども、臨死体験後何をやったらいいのか、今後の人生をどう生きようか、などと深く考えていました。

自分だけの成功とか、自分がいかに幸せになるかという領域は、もうある意味当たり前の状態になってきたんです。

だからそうではなく、周りの人やご縁のある人を成功させるとか、ご縁のある人に人生のステージを上げてもらうとか・・・。

自分の影響力で、周りのいろんな人が幸せになるような存在になった方がいいなと僕は思ったんですね。

そうすると、やはりコミュニティを作った方がいいという考えに至りました。

湘南よりも、もっと自然豊かなところに行きたいという思いがあって、最初は沖縄に行こうとしていたんですが・・・。

沖縄に移住した人から、

「川名君はアート系がメインだから、伊豆などは別荘や空き地がいっぱいあるので、そっちの方がいいんじゃないの。」

という話を伺って、それで初めて伊豆というキーワードが来たんですね。

その後色々ネットで調べたら、西伊豆の海の見える一軒家にたどり着いたんですよ。

そしてそこを契約したんですけれども、電気のアンペアが低すぎるということに気づいたんです。

15アンペアしかなく、学校にするなら諸々こちらの負担ということだったので、「それでは他のところを探してください」と、不動産屋にお願いしました。

そうしたらこのライフイズの基となる、1200坪という広大な土地がある、廃校となった保育園の跡地を紹介されたんですね。

僕はそこを拠点として、住みながら学校にしてしまおうと直感で決めて、来月でちょうど2年ぐらいになりますかね。

走りながら、学びながら実践していって、その中で本も出版させていただきました。

日矛

不動産屋が紹介したその物件って、元幼稚園の、物凄く大きなマンモス校ですよね。

そこに150人ぐらい入るんですよね。

川名

150人ですね。

日矛

普通の人は、その廃校の物件を買うという発想をしないですよね。

川名

しないですね。正直こんなに大きい施設に住むなんて、普通できないと思うんですよね。

だから最初大家さんも、「1年、ちょっとお試し。」みたいな感じだったんですよ。

僕はその1年間、最初は本当に誰も仲間がいなくて、一人で校庭の草刈りをするところからスタートしました。

使ったことがなかったチェーンソーで、木をバッタバッタと伐採して、広大な土地を整理していくところから始めたんです。

そして、その過程をSNSで発信しているうちに、いろんな仲間が集まってきたんです。

大人も子供も修学旅行」というテーマで、これまでの学校にない学校というものを、作り上げている感じですね。

日矛

今の話ですと、スクールという名前がつくんですが、子供たちだけの学校ではなくて、大人も集まって楽しめる学校という意味ですね。

川名

はい。だから年齢制限もないし、時間割などの縛りもありません。

これまでにないフリースクールであり、エコビレッジであり、アトリエであり、ゲストハウス。

それらを全部掛け算したような施設コミュニティという感じですね。

日矛

今の発想で面白いのは・・・。

普通学校のイメージは、決められたカリキュラムがあって、それに沿って1時間目は○○、2時間目は○○というように、受け身で何でもやらされている感覚だと思うんですよ。

けれども川名さんが活動されているところは、ただ行っただけでは、何も得られないかもしれないと思うんです。

自分でそこで何をやっていくかということを、考えながらやるところが面白いですよね。

川名

発想としては、そうですね。

積極的姿勢のある方が、やはり学びも多いですしね。

基本的に、来ただけでも自然豊かなところにあるんで・・・。(得られるものはあると思います)

海も近いし、ある意味丘の上にあるんで裏には裏山があるし、川もあるし。

結構伊豆って広いんですけれども、僕らがいる西伊豆というところは、伊豆の中でもかなり自然が残っているんですね。

まだいろいろ発展してないところがあって、僕は逆にそれがいいと思いますし、本当に沖縄に匹敵するくらい、僕は気に入っていますね。

日矛

なるほど。

私はいつもいろんなYouTube、動画で話しているんですけれども、同じ価値観を共有できる人がその場を共有できますよね。

それをリアルでやっておられるのが、このライフイズということですね。

川名

そうですね。

日矛

情報の共有、交換の場にもなるでしょうし、ご自身が日常の生活から1回離れて、自分を見つめ直す期間にもなるでしょうしね。

川名

そうですね。自分と向き合う時間にもなりますね。

僕が目指すところは、やはり自然と一体化した、自然と調和した生き方なんですね。それを、体験できる場所になっています。

僕自身その生き方をこの2年間実践してきて、最もストレスフリーな状態で、自分の好きなことをやって生きるということが、スムーズにできるようになったと思いますね。

日矛

先ほどの話にもう1回戻ると、今回のここのテーマなんですが、oneness体験、臨死体験をすると、見ているいろんな風景が変わるということなんですよね。

では何が変わってきたかというと、ひと言で言ったら、達観するというようなことでしょうか。

認識として達観するというのもあるでしょうけれども、川名さんの変わっているところは、ご自身の能力としていろいろと受け継いだということですよね。

川名

そうですね。ありとあらゆるスキルというか、能力値が劇的に上がりましたね。

やはり天と繋がるパイプがあまりにも大きくなったので、パソコンで言うならば、ストレージがマックス状態という感じですかね。

CPUが最新状態みたいな感じで、スマホで例えるならば、iPhone99みたいな感じですね。

日矛

当然そうでしょうね。

宇宙の根源たるところと同化して、まあ言ってみれば釈迦やキリストと同じような感覚で、ものを捉えることができることになるわけですから。

川名

そうですね。だから釈迦などの気持ちもわかりますし、キリストの気持ちもわかりますしね。

なぜああいう活動していたのかというのも、すごく共感できますね。

僕は特に宗教を作るというのは、現段階では思っていませんけれども、その代わり人生を好転させるためには、やはり特別な教育というものが必要だと思うんです。

だからその教育をライフイズでは提供していて、学べるという感じにしていますね。

▼ヒーリング能力の開花

日矛

具体的な実践として、いくつもあるうちの一つなんでしょうけれども、川名さんの場合、ヒーリング能力が、自然と身についたんですよね。

川名

そうですね。あちらの世界で学んだという感じですね。

日矛

私は、実際にやってもらったんですよね。先日来ていただいて。

川名

はい。日矛さんにお会いして、実際に体験してもらいましたね。

どうでしたか?

日矛

私は実証主義的なところがあって、当たり前のことですが、ちゃんと効果がないと人には勧められないんですよ。

またヒーリングの効果というのは、医師法などにも抵触するので、例えば「病気が治りました。」といったことは、言ってはいけないと思っているんですね。

だけど、事実だけ言いますね。

私は、長年ずっと耳鳴りに悩まされてきたんですよ。耳鳴りというのが、左と右の耳でキーンという2種類の違う音が、それぞれに鳴っていたんです。

そこで、数年前に耳鼻科の病院に行って、検査してもらったんですが・・・。

「どこも異常はありません。これは単なる老化ですね。老齢が進んでいるから、どうしようもないです。」みたいな感じだったんです。

普通の現代医学での診察は、そこで終わったんですよね。

けれどもあまりにも耳鳴りがひどいんで、そこも含めてヒーリングをやってもらったんですね。

結果、大体そうですね。以前の自分の耳鳴りが100ぐらいの状態だったとしたら、それが30ぐらいまでのところには下がりましたね。

今言ったように、以前は右と左の音の聞こえ方が違っていたんです。


以前は山型みたいに聞こえていたのが、その山の上の部分が削れた感じになりました。

山の高い部分がスポンと抜けて、同じぐらいの耳鳴りの音で、もちろんそれが静まった音に変わったんですよ。

だから、はっきりと効果があったということは言えます。

ただ私の場合、もう少し補足しておきますが、結構長い時間マンツーマンでやっていただいたんです。

おそらく、ヒーリングの効果としては、一番最大のものを引き出してもらったんじゃないか、と思っていますね。

川名

そうですね。時間も90分コースでしたしね。

やはり長ければ長いほど、本当にエネルギーチャージというのができるので・・・。

僕が実際どんなことをやっているのかと言うと、僕自身は本当は何もやっていないんですよ。

あの世と繋がる意識をするだけなんです。

意識をするだけで、根源から僕というパイプを通してエネルギーをいただいて、それを目の前の人に与えている。ただそれをやっているだけなんですね。

日矛

面白いですね。

もちろん人によって個人差はあるでしょうが、そういう可能性が一つ実証できたということで、私の中では腑に落ちたところではあります。

川名

本当に色んな声を聴いています。

ぎっくり腰が改善されたり、女性だったら生理不順が改善されたり・・・。

ヒーリングをここ3年ぐらいやっていますが、治癒とまではいかなくとも、症状改善をしたという様々なお話を伺っています。

本当に、一気に問題が解決されたといういろんな事例があるのが、僕は結構楽しいなと思っています。

日矛

今ヒーリングの話をしましたけれども、他に挙げるとしたら、自分でこうやりたいと思うスキルを、アップする時間が短縮されるという話でしたね。

川名

はい、そうですね。簡単に一つの事例で言うなら、お寿司ですね。

寿司という世界は、回転寿司から江戸前寿司まで、ピンキリだと思うんですけれども、僕は、その寿司のスキルを習得したいなと思ったんですね。

ある日友人から、銀座の寿司屋に案内してもらったんです。

そこで2時間半の、握りのコース料理をいただいたんですが、その間に僕はダウンロードしましたね。

「寿司を握る」という、単にマニュアル通りに握るスキルだけではなく、目の前で握ってくださる職人さんのスキルやセンスなど、そうした感覚もダウウンロードしました。

握ると言っても実は、本当に包んでいるという感覚なんですよね。そういった一流の人から学ぶスキルを、一気にダウンロードすることもやっています。

今では各地に出張に行った時に、ご縁があれば目の前で寿司を握るという出張料理人的なこともやっていますね。

日矛

みなさん、すごく羨ましいなと思われるでしょうが、川名さんが特別な人だという考え方をすると、多分物事の本質が見えなくなってしまうんですよ。

人は誰しもそういう魂の可能性を持っていて、それをこうして多くの人に知らしめるという広報的な意味が、川名さんの役目としておそらくあって、そういう体験されているのだと思っているんです。

つまり言いたいことは、ワンネス体験というのは、宇宙の根源と繋がっていくということなんですが、元々そこに繋がっているわけだから、少しでも我々が自身を見つめていく中で「繋がる」という方に近づいていけば、いろんな部分の達観みたいなものが出てくるということでしょうね

川名

本当にそうです。

みんながそうしたパイプを少しでも太くすることができれば、より天と繋がることができるんです。

そのことはもちろん、才能開花にもなります。自分の人生を豊かにすることが、スムーズにできるようになるんですね。

そのサポートとして、僕のヒーリングを使っていただければと思っていますね。

▼まとめ

日矛

最初はボイスの書籍を通して、川名さんのことを知ることとなったんですが、なかなか面白い展開になったと思っています。

それから実際にお会いして川名さんのヒーリングを受けた結果、凄いなという風に思ったんですよ。

ワンネス体験や臨死体験というのは、言ってみれば人が1回死ぬということ。あるいは、死に際まで行くという体験なんですね。

そしてその死に際まで行くということは、人間のこの肉体から離れたところで、自分を見つめ直すことができるという事なんですよね。

そうした体験者はもちろん、そういう特異な体験をしたんでしょうが・・・。

人間の本質として、そういう魂の構造が一般的なものだとしたら、魂を抜け出たところの自分というのも自分であるし、肉体を持っている自分も自分なんですよね。

それに気づくことによって、そちらの方の世界と同化して、繋がっていくことができるということですね。

川名

まさしくそうですね。

臨死体験自体が特別だと結構見られがちですけれども、別に僕が特別なわけでもないし、みんながみんな、その能力を持っているんです。

完全に潜在能力100%になる素質が、皆さんあるということです。

そして臨死体験によって、やはり僕は人生が変わったので、本当に皆さんがその可能性があるということに、まずは気づいてほしいですね。

日矛

そうですね。なかなか興味が尽きないんですけれど、最後にお知らせです。

今(2023年)9月なんですけれども、11月の18日に講演会を東京の秋葉原で行います。

この時に、川名さんに特別ゲストとしてお越しいただいて、臨死体験がどういうものだったかという真相について、お伺いすることになりました。

合わせて、ヒーリングを擬似的に体験できるワークショップを、川名さんにお願いしています。

ただ、最初に申し上げておきますけれども、私はマンツーマンでみっちり時間をかけて、やって頂いたんです。

だから、今回は会場の中でたくさんの方を通して行うわけですから、どうしても同じものが得られるということはないと思うんですね。

けれども、少しでもヒーリング効果というものを、理解していただけるのではと思っています。

今度、また講演会でもご一緒できますね。

川名

はい。楽しみですね。

日矛

その後、伊豆の学校に一度お邪魔しようと思っています。

川名

是非。

日矛

泊りがけで視察してきますので、そのこともまた機会があったら、ご報告していきたいと思います。

今日は川名慶彦さんでした。どうもありがとうございました。

川名

ありがとうございました。

日矛

失礼します。

川名

ありがとうございます。

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